株式会社グリーンアンドアーツ グリーン事業部
リゾートメンテナンス課 係長
寺尾 治

2004年4月 社員として入社
以来、主にテーマパークの植栽維持管理に従事。

世界有数のテーマパークでの仕事。

現在、グリーン事業部リゾートメンテナンス課では「世界有数のテーマパーク」、大型ショッピングモール「イクスピアリ」やリゾートホテル等の植栽メンテナンスを主な事業として展開しています。具体的には、高木の剪定、低木の刈り込み、花の植え替え、芝生刈り込み、それから観葉植物のメンテナンスが中心です。また春夏秋冬で各イベントがありますので、数万数十万のお客様に喜んでいただくイベントの一環を担っています。

世界有数のテーマパークなので、当然敷地は広大です。また植物は生き物なので、天候・気温・季節によって様々な変化を詳細に観察しながら、適切な対応をチーム毎に分けて行っています。広大な敷地、樹木1本1本にICタグをつけて樹高を計測し、「目通り」と言いますが、木の太さや成長を観測することで現在の業務を行いながら、これからの仕事へ向けた管理や施策につなげるような働きも同時に展開しています。
たった1日ちょっと管理が手薄なだけで、翌日に病気が発生してしまう事もありますので、本当に気をつけて見ていないと変化に気づけません。それがお客様の目に留まってしまうことにもなりますので植物はシビアですね。よく若い頃、先輩社員に「自分の子供だと思って管理しろ」と教えてもらったことは今でも大切にしています。

一方で、仕事をするうえにおいて長年の経験値は非常に重要な要素ですが、私自身は現在マネジメント業務(メンバーの教育、育成、管理等)を中心に仕事するなかで、新しい技術や機器の情報を積極的に入手しながら業務をより迅速に、またメンバーが仕事しやすい環境を提供していくことも大切なことだと考えています。こうしたソフト面とハード面の両方を積み上げて、サービスの向上やメンバーの働きやすい環境を創り上げていけたらと思っています。

仕事の喜びと受け継がれるマインド。

「仕事のやりがいは?」と聞かれることがあるのですが、楽しさと苦労の両方があること自体にやりがいが隠されているのかなと思っています。

先程述べた年に数回あるイベントは、規模が大きく毎年行っていても苦労があります。短い期間で各業者様との折衝、メンバーの配置、タスク管理、天候にも左右されながら、繊細な植物を扱っていく。そして装飾するクオリティーを高めていく。計画をしていても計画通りに進捗するとは限りません。ただ、こうした複雑な状況を冷静に見極め、今どのような処置や判断を下していくのか、イベント(仕事)の成功、業者様やメンバーにどのような良い効果が生まれるのか。そうした日々を積み重ね、イベント当日を迎えたときの充実感や高揚感、またそれを皆で共有できる瞬間を味わってしまうとやっぱりこの仕事いいな!と実感できます。

それにお客様からの声(反応)を電話や賛辞のメールや手紙、また施設にも「ここにある花は何ですか。すごくキレイだったので。」とお問い合わせを頂戴したり、テレビ等、メディアに取り上げられたりする事も結構あります。仕事を通してこうした体験を得られることは「大きなやりがい」であり、また「世界有数の場所(テーマパーク)で仕事をする喜びと責任」を感じるときでもあります。

こうして長年仕事をさせてもらうなかでたくさんのことを教えて頂き、現在は教える立場になりました。実は「教えるという観点」だけではなく、それ以上に「伝える立場」という気持ちで仕事をしています。こうした世界規模のテーマパークなどの植栽を維持していく「歴史」と言いますか、「先代が積み上げてこられたノウハウ」がたくさんあるわけです。
「リゾート=ヤシの木」や「冬花壇として今では当たり前のように植栽されているバンジーやビオラ」など、昔は千葉県では育たないとか、そもそも冬の花壇で誰も使えると思っていなかったものをウチの先輩方が試験施工を繰り返して、千葉の冬でも使えると実証させた等々、このような歴史がいくつもあるので、これからのメンバーに伝えていくことで仕事の楽しさややりがい、誇りみたいなものを感じてほしいと思っています。

一つの現場を長く携われる環境です。

ウチの特徴としまして、「長期的にひとつ現場で仕事ができる」「新しい技術や教育環境が良い」「離職率が低い風通しの良い社風」が挙げられると思っています。

長期的にひとつの現場で仕事をするということは、扱う植物の成長を見ながら季節の変化を感じながら仕事ができるということです。去年または過去に遡ることで、質の高い仕事に繋がりますし、一方で樹木の剪定については、5年後10年後を予測した仕事をしています。やっぱり植物を扱う仕事をするうえで、嬉しいポイントでもあります。

また、新しい技術や機器の導入や教育にも力を入れています。例えば、樹木班ではツリークライミングについて経験を積めば試験受講できる制度を活用したり、仕事柄身体をつかう仕事なので身体の負担が軽減できる道具を選定したり。夜間業務では照明用のテラスターを導入したりするなど、働きやすく安全な環境作りに取り組んでいます。

ウチは新卒・中途・アルバイトなど、様々な働き方を用意しています。風通しが良い社風なので離職率が低いですね。それも植物が大好きというメンバーだけではなく、身体を動かす事が好きだったり、こういう事を作ってみたい、規模の大きい仕事がしたい、長期的にひとつの現場で経験を積みたいという思いがあったり、ひとつの観念に囚われることなく、どんなことでもそれぞれに「働く意欲」があれば良いと考えています。植物を扱う仕事ですし、季節にも左右されることなので早朝から仕事をしますが、夏場は涼しい時間帯に仕事ができますし、通年、比較的早い時間に帰宅できますので、その後のプライベート時間を有意義に使えてよいというメンバーも多いですよ。

世界有数のテーマパークを中心に植物に関して深い見識も拡がりますし、また皆仲が良いのでそれぞれの働き方にあった環境において一人ひとりの働く意欲を持ち合わせて、お客様に喜んでもらえる仕事を一緒にしていきたいですね。お会いできることを楽しみにしています。

株式会社グリーンアンドアーツ グリーン事業部

エリア開発プロジェクトチーム プロダクトサブリーダー
リゾートメンテナンス課 係長
酒井 謙一

仕事で植物を扱えること、何もないところから植物を使って「景色を創る」。それが毎日たくさんの方々に見ていただける。やっぱり非常にやりがいになりますよね。
仕事以外の様々な制度が充実されて、従業員の働く環境を大切にしている風土も魅力的な会社だと思っています。

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