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仕事を楽しみながら、積み上げていった

グリーン事業部リゾートメンテナンス課
M.K.
2006年 社員
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地元の大学では草花の勉強をしていて、卒業後、地元で就職が決まっていたのですが、「人生一度は東京に出てみたい」という想いとテーマパークに興味があり、そこでアルバイトの仕事をすることになりました。しばらくして、当時交際をしていた現在の妻が、私が大学時に学んできたことが活かせるかもと、グリーンアンドアーツの募集情報を教えてくれたのがキッカケです。アルバイトとして仕事をしているなかで植栽の素晴らしさを感じていたので、グリーンアンドアーツで働いてみたいと良いイメージが持てていました。

入社後、リゾートメンテナンス課に技能社員として現場で業務をすることになりました。業務としては園内の植栽のメンテナンス、植栽工事から装飾、観葉植物を使った屋内緑化などをしていました。そのなかで「芝生を扱う班」「草花を扱う班」「高木を扱う樹木班」などいくつかの班があり、花班に配属され、主に園内の花壇などの草花や装飾を手入れする仕事をしていました。もともと植物に触れることは好きだったので、綺麗に植えたり植物の様子をチェックしたりするのが楽しかったですね。一から基礎的な業務を学び、現場で積み上げながら10年が経ち、現在は社員として主に植栽工事の施工管理に従事しています。

具体的には予算やスケジュールの管理、協力業者様との均衡や資材調達、現場監督などのマネジメント業務となります。また園内に新しいエリアの改修が行われる場合には植栽の提案を行ったり、植物や樹木などの材料検査の視察で生産者様の所に都度出張しています。

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クリエイティブな仕事の価値

季節毎のイベントなどに合わせて、クライアントから要望を頂くのですが、我々としては、その要望を創造し、且つ、これまでの知識や経験、アイデアを駆使して「この木を使うのはどうか?」「こんな装飾どうか?」などと専門性のある最善の提案をして、それが実際に採用された時は、すごく嬉しいですし、そこから実際に生産者様の所に訪問し、使用する植物や樹木など、植栽の材料を視察しながら、完成の良いイメージをしながらプロジェクトを実施していることも楽しいですね。

高木であれば九州地方に訪問したり、針葉樹を見に東北地方へ、また観葉植物だと東海地方など、本当に全国に足を運びます。山道を歩き、観葉植物の生育環境を実際に見て触れて感じる。自分の知識も増えることで「今ならこの高木がいい」とか「この観葉植物はこんな環境で育つから、扱いに気をつけて」など適切に対応できるようになりますし、植栽の演出方法も増え、提案の幅が拡がっている実感もあります。こうした活動のなか、プロジェクトが完成した時の充実感は何度経験しても良いものです。

長年、この仕事をしていて植物が好きなのは勿論なのですが、自分は植物を飾ることが好きなんだと思います。この雰囲気なら、この花を入れたら綺麗になるな、とか。植物の生育も楽しいですが、それを創造して飾って、最終的にお客様が見て喜んでくださるとことが、一番好きなんだと思います。

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伝えようとする姿勢が周囲を動かす

一方、こうした仕事の充実感を得られるまでの過程は、常に試行錯誤の日々です。テーマパークがある舞浜は海が近いので潮風が吹く為、実は植物たちにとって厳しい環境ですから、こうした自然環境のなかで健全に育ってくれるように管理していくことは、簡単なことではありません。潮風に耐えることだけを考えたら全て潮風に強いクロマツに植え替えた方が良いと思いますが、当然テーマ性、コンセプトがありますので、その難しい課題を乗り越えて対話を通じて装飾をすることこそ、私たち、グリーンアンドアーツの存在意義だと思います。植栽写真を確認するだけではなく、自分が出張で得た生育環境などの情報をもとに現場スタッフと綿密なコミュニケーションを取っていくことが非常に重要になっていきます。状況に応じて、たとえ植物が入荷されても、すぐには植えずに、まずは一定期間、この環境にならしてから植えるなど、細心の注意をしながら都度対応していっています。

社内メンバーや生産者様、協力会社様と情報共有をしながら、仕事を推進していくなかで、私が大切にしていることは “感情を乗せて伝える”ということです。合理的に「この業務はこうします」という指示の伝え方より、自分が思ったことを感情が乗るように伝えていくことで、現場スタッフの理解が早く共有しやすく、何より納得感といいますか、理解し合いながら仕事が進んでいくので、スピードも質も変わってくるのだと感じています。社内の上司や部下にしても、円滑にコミュニケーションを取る姿勢の人が活躍しているように思います。コミュニケーションレベルの高い低いではなく、社内外の多くの人が協力して、責任を持ってそれぞれの役割を遂行しているので、考えや想いを共有しよう、伝えようという姿勢が理解し合える関係となって、仕事が円滑になっていくのかなと思います。

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どうせやるなら何事も楽しい方がいい

入社時からずっと面倒を見てくれた先輩が「どうせやるなら何事も楽しい方がいい」という考えの方で私達に多くのことを教えてくれて、すごく感銘を受けて自分もそうなれるように意識して仕事をしました。例えばゴミ拾い1つにしても綺麗になって気持ちがいい!じゃないですが、何でも楽しむとか、たとえ困難な仕事があったとしても、この状況をいかに楽しく仕事できるかって。一見、豪快でぶっきらぼうに見える方なのですが、実は真面目で慎重で、それでいて仕事が天才肌で。仕事に対する情熱とかすごく共感できるので、ずっとついていきたいなと思える方です。

私も20年近く、グリーンアンドアーツで仕事をさせてもらい、草花の植栽から始まり、樹木も扱えるようになり、仕事の知識や幅が広がったのは少し成長かなと思います。

今後の目標としてはグリーンアンドアーツの一員として仕事で後世に残るようなプロジェクトに関われたなという夢を描いているので、そのためにももっと勉強して多くの経験を積んで成長できればと思います。

芝生・花・高木・観葉植物など多種多様な植栽の材料を扱えるので、植物好きで、植物に関わる仕事がしたい方には非常に魅力的な職場だと思います。また、ツリークライミングという、ロープワークで木に登るような技術を使うこともありますし、特殊技術を勉強したい人や、弊社には樹木医がいるので、樹木の知識を学ぶこともできると思います。弊社は造園会社ですが、造園も園芸も多岐に渡って仕事ができる会社ですので、多くの経験、成長ができる可能性がある会社だと思います。

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