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Project 2外構・植栽工事

プロフェッショナルな方々との仕事は貴重な財産となった

プロジェクトの背景・役割

マンション2棟の建て替え工事が行われ、建物の外周を弊社が担当することになりました。遡ること4年以上前に事業主様よりお話をいただいたことから始まり、敷地の外構から植栽まで手掛けるプロジェクトとして、ゼネコン会社様、関連工事業者様、弊社の協力会社様含め、多くの会社、人が参画し施工しました。弊社としては、事業主様が求めていることを設計で表現し、その実現に向けてゼネコン会社様、協力会社様との円滑な関係を築くことはもちろん、関連工事会社様、隣接する建物の管理会社様、周辺の住人の方の安全確保に注力し遂行することが重要でした。先輩が紡ぎあげてきたその集大成として、今回若手社員の二人が半年間かけて施工に挑みました。

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グリーン事業部ランドスケープ課
N.T.
2023年入社 社員
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グリーン事業部ランドスケープ課
N.S.
2024年入社 社員
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Story 01当時の心境とそれぞれの役割

上司からお話をいただいた時、これまで経験したことのない大きな規模と工事期間でしたので正直不安でした。また外構工事を担当したことがなかったので、資材の種類や各工程などなど理解しなければならないことが多く、上司に相談したり勉強したりの日々でした。

私は去年、外構工事を少し経験していたので、前回の経験を活かして成長したいと思っていました。

私とN.S.くんは資材の調達やスケジュール管理、職人への指示など現場監督としての役割になります。具体的には、まず隣の敷地との境目にブロックを建てるため安全確認をしながら重機を使った掘削の指示、そして次の工程を元請けのゼネコン様と協議しながらプロジェクトを推進していきました。当初の工程はあるものの、我々が関与できない外部工事業者様の工期の進捗もあるので、都度、調整しながら進めていきました。

掘削については深さや幅、どの位置に石を敷き詰めるなど職人に指示を出して、作業の進捗、正確性など常に確認しながら進めました。外構工事は建物周辺の舗装や植栽帯周辺の縁石、隣の敷地との境目にフェンスを建てます。また住民が歩く歩道のインターロッキングや駐車場のアスファルト、コンクリートなど建物周りの地面に関する工事全般になります。

A棟の植栽工事が始まるタイミングくらいから私は植栽工事を担当し、N.S.くんは外構工事を引き続き担当してもらいました。植栽工事は木や花を植えるだけではなく、植物が生育するために土を追加で入れ木や竹の杭で木を支えたり、自動的に水を撒く灌水設備工事などを行ないました。

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Story 02実体験こそ多くの学びがある

事前に準備して現場に入ったのですが、想定以上に現場に入って直接見ないとわからないことがたくさんあって難しいと感じました。職人への指示も作業内容、順番、段取りなど把握していたつもりでしたが、現場で職人に聞かれた時にすぐに答えられなかったりして反省の毎日でした。

以前経験した外構工事の課題や反省を活かそうという気持ちと、今回、規模が大きいので変に委縮せずに仕事をしていこうという意識で仕事をしました。上司や先輩、そしてN.T.さんがサポートしてくれたことや、以前の外構工事でご一緒させていただいた職人も多くいらしたので、何気ない会話もでき、気持ちの面で変に緊張せずに仕事をすることができました。

苦労した部分では、外構工事の経験がなかったので、業務的にも精神的にも目の前の仕事を必死にこなしてなんとか終える日々でした。その時に上司から「先々の工程まで考えて行動をしなさい。」とアドバイスをもらいました。1週間先の流れ、そして自分の仕事だけでなく他の工事業者様の動きなど、視野を広げて全体の状況を把握して仕事をすると、それだけで自分の思考や行動も少しずつ変化し、とても貴重な体験をさせてもらいました。

上司は工事が始まる前から工事の終わりまでの全ての工程がおそらく明確に見えており、段取りの5手先10手先まで見えていると感じました。協力会社様への配慮や共に仕事をするチームという同志のような気持ちがあって、いかに協力会社様のパフォーマンスを引き出し、円滑に進行してもらえるかを考えた環境作りは本当に刺激を受けました。現場監督としての技術や経験も本当に尊敬しかありません。

本当に5年や10年では到底追いつけないくらいプロフェッショナルな方なので、一緒に仕事をさせてもらえることは多くの学びがあるので全てを吸収したいと思います。もちろん厳しくご指導頂くこともありますが、その厳しさのなかに「私を成長させよう。」という大きな愛情を感じられ、私の目標とする上司です。

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Story 03プロジェクトを終えて

今回の現場でも内見された居住者様から「植栽いいね!」と感想を頂いたと聞いた時に、半年間頑張ってよかったと思いましたね。また自分が決めた場所に立てた木や植物が徐々にその通りに形になっていく過程を見ていると嬉しさが日に日に増していく感覚がありました。

何もない場所から出来上がっていく工程まで携われることは、毎回自分の財産になっていると思います。お客様から「前より良くなったね」とか話が聞こえたり、写真を撮ったりする光景はやっぱり嬉しさがこみあげてきますね。あとは前回の現場で覚えたことを今回の現場で活かせた部分もあり、少しずつ成長している実感が持てました。

N.S.くんは頼もしかったですね。現場作業も正確性があって仕事のセンスがあると思います。職人とのコミュニケーションも良好な関係を築いていて、私自身も刺激を受けました。

ありがとうございます!N.T.さんは多くの業者様と日々打ち合わせをするのですが、時にアクシデントがあった時も臨機応変に対応して工事を進めていく姿を見て、1年後、自分もN.T.さん近づけるように努力したいと思いました。 あとひとつ言っていいですか。とある職人の方からプロジェクト当初と今(完成)とでは「人が変わったね」「知ってるN.S.くんじゃないみたいだよ」と評価をいただいて、すごく嬉しかったです!笑

ありがとうございます!N.S.くんにそう言ってもらえて光栄です。
良いプロジェクトでよかった!笑

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Story 04先を見据え、周囲から頼りになる存在へ

常に仕事のゴールを見据えて仕事をすることを大切にしています。ゴール(完成形)を見据えたうえで各工程を考えて仕事をしていく。あとは参画する方達とコミュニケーションをしっかりとること。自分から言葉にして、周囲と対話していくことで双方の考えがより理解できて同じ方向を向いて仕事ができますし、良い関係性になれるのかと思います。
今後としては、現在、上司が責任者として支えてもらっているなかで私は現場を担当させてもらっているので、どんどん経験を重ね一人でやり切る力(決断力・交渉力)を身につけたいと思います。また後輩達をしっかりサポートできるような立場になっていきたいです。

現在の部署でも、また将来的に他部署でも活躍できるレベルになりたいので、日々先輩方の技術やノウハウ、姿勢など、1つでも多く何でも吸収したいと思っています。素直に学ぶということを大切にしています。
今後、もっと成長してどんな現場でも1人で任せてもらえる人間になりたいです。そしていつかテーマパーク内の仕事にも携わり、お客様が喜ぶ仕事を数多くしていきたいですね。

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